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今回の記事はリージェントについてです。私はリージェントが好きで最近100戦が終わりました。最近勝率もめきめきと上がってきたのでそこで得た知識を共有していきたいと思います。参考になれば幸いです。
※この記事はv0.103.2時点のものです。
序盤に嬉しいカード
SlayTheSpire2において最も重要なのが序盤の戦い方です。序盤の被弾を減らし、アップグレードをしてリードを作っていくことが勝利への第一歩です。そこで、序盤で引けたら嬉しいカードを一つ一つ丁寧に解説していきます。もちろん、レアカードはそれ自体が強いので、紹介するのは「コモン」「アンコモン」が中心です。
まず第一に「衝突軌道」です。このカードの良いところは、何と言っても0コストで11点のダメージが出せる点です。アップグレードすると4点上がりますが、アップグレード優先度は高くはないです。逆に言えば、アップグレードせずとも十分に使えると言えます。
このカードは、1コストで廃棄できる「デブリ」を同時に生成しますので、実質1コスト11点のカードです。これだけでもコモンカードの中では高い方です。序盤ではデッキに1枚状態異常が混ざるのはさほど問題もなく、0コスト11点のカードとして考えることも出来ます。これは、序盤の雑魚戦ではデッキが1~2周で戦闘が終わるからですね。
このカードの強い点は、「生成シナジー」もある点です。生成シナジーは、カードを生成することによってブロックや筋力を発生させることが出来ます。以下のカードが関わってきます。
上記のカードと組み合わせることで、0コスト11点のカードに「筋力1」や「4ブロック」が付いてきます。
次に紹介するのは、ミニオンカードです。ミニオンカードは、「生成シナジー」と「実質廃棄」という点が強いです。これらのカードは状態異常の廃棄や、ストライクの廃棄として使えます。先程紹介した、「衝突軌道」のデブリの廃棄手段としても活用可能です。ただ、出力は高くないので、単体でのピックの優先度はそこまで高い訳ではありません。
このカードは、対策カードとしての一面を持っています。地下水路だとボス「ソウルフィッシュ」の「手招き」の廃棄手段、繁茂の地だとスライムの「粘液」、奇声カエルの「感染」、古の偶像の「スロウ」対策として地味に活躍します。これはACT1に限らず、ACT2以降でも対策カードとして活躍の場面があります。
また、「呪い」や「クエストカード」の廃棄手段としての一面もあり、特に「強欲」や「宝の地図」などを持っている場合は選択しやすくなります。これらのカード単体の効果だけでなく、「生成シナジー」も持っており、「武器庫」や「創造の柱」との組み合わせても強いです。
アップグレード優先度も高くはなく、アップグレードせずとも使えます。ただ、レリック「ウィトルウィウス的ミニオン」を持っている場合は、ミニオンの打点が2倍になりますのでアップグレード優先度は上がります。
次に、「権威の体現」と「クエーサー」です。こちらは、アップグレード優先度が高く、入手したら優先してアップグレードをおすすめします。無色のカードは、カード単体の出力が高いものが多く、効果としても優秀なものが多いです。アップグレードすることで、0コストで使えるようになる無色のカードも多いので、アップグレードの有無でデッキのパワーが大分変わります。パワーカードも含まれているので、戦闘が長引けば自動でスケーリングしていきます。
「発見」や「何でも屋」、「カラミティ」や「エントロピー」など、生成シナジーの高いカードも多数存在するので、相性もいいです。
次に紹介するのが「王様キック」と「王様パンチ」です。どちらのカードも打点が高く、アップグレード優先度は高めです。これは、取るならアップグレードするというようなモチベーションです。王様キックは、ACT1地下水路の「蠢く群生体」で腐りやすいのが玉に瑕です。
そして、両方の王様系カードの相方として優秀なのが「フォトンカット」です。このカードは、一度山札に王様カードを戻すことで王様カードの効果を発動させられます。フォトンカットは打点も高く、ドロー効果も付いているので優秀なカードです。アップグレード優先度も中程度あり、余裕があるならアップグレードしておきたいです。これは、ドローの枚数が倍になるからですね。おまけで打点も3点上がります。
王様キックに限らず、3コストアタックの「ノックアウト」などを持っている場合は、0コストカードである「身の程を知れ」や「星の外套」が相性が良く、同時に使えます。
中盤以降のデッキの方針
- スターデッキ
- 無色生成デッキ
- ソブリンブレードデッキ
大きく分けると上記の3つの型のデッキがあります。どれを中心にデッキを組むかはある程度きめておくといいかとおもいますが、完全な決め打ちはリスクが高く、勝率を下げる要因になってしまうのでカード報酬に提示されたカードで柔軟に考える必要があります。「スター×生成」や「ソブリン×生成」など組み合わさったデッキでも問題なく勝てます。
これ以降は、デッキの型にとらわれず、「ダメージ」「ブロック」「エナジー」「ドロー」の4項目に分けて考えていきます。
ダメージ
- 鍛造
- スター
- 武器庫による筋力
- 生成による超大質量
- 爆撃
- 活力(ドリルや月光波)
- ミニオン + ミニオンレリック
敵を倒すためには、ダメージが必要です。大ダメージを出せる手段があると、ボス戦やエリート戦で安定します。ACT3になると敵のスケーリングが早かったり、そもそも毎ターンの打点が大きいケースがあるので、短いターンで敵を倒せる能力はあればあるほど強いです。
鍛造
鍛造は、シンプルで鍛造系のカードを取得していきます。鍛造のカード全てを取れば良いというわけではなく、アップグレードした鍛造カードを使い回すほうが効率的です。パワー「溶鉱炉」で時間を掛けて鍛造を盛ったりすることができますが、ボス「実験体」やエリート「騎士のギャング」などを考えるとそれだけでは間に合いません。
ソブリンブレードは、集団戦と速攻で倒さないといけないボス相手を苦手とする傾向があります。集団戦のシンプルな答えは「追尾の刃」でソブリンブレードを全体攻撃にすることですが、レアカードなので必ず引ける訳ではありません。なので、集団戦は避けるか、別のカードで対策する必要があります。速攻で倒さなければいけない「実験体」などには、「鍛冶師」など鍛造を一気に盛れるカードか「征服者」でソブリンブレードの攻撃を倍にしたりする必要があります。
スター
スターでダメージを出すには、「輝きの奔走」や「セブンスターズ」を使うことが多いです。それ以外にも、「星くず」や「撃破」なども良いダメージを出してくれます。
スターデッキで大事なのは、「スターの需要と供給」を理解することです。どちらかが不足すると一気に弱いデッキになってしまうので注意が必要です。
それ以外にも大事なのが、スターは供給するだけじゃなく、「スターを踏み倒すこと」です。スターは、「虚無化」や、山札や捨て札から使うタイプのカードやポーション、レリックでスター消費なしで使うことが可能です。強いカードほどスターの消費も多く、実際にそれ全部のスターをカードで供給しようとするとかなり難しいです。スターを踏み倒せるカードやレリックの一例を紹介します。
意外と無色のカードの中には、スター型と相性の良いものもあるので、無色系のカードと組み合わせて使うのも強いです。
エンシェントカードである「封印されし玉座」があると、スターの供給が異次元になるので一気にデッキの幅が広がります。
武器庫による筋力
これはシンプルで、「武器庫」を使用し、状態異常生成やカード生成することで筋力がどんどん増えていきます。筋力は連打系のアタックと相性がいいので、「天の力」などのアタックが活躍しやすいです。「不時着」で手札にデブリを生成しまくり、一気に筋力を盛る方法もあります。
生成による超大質量
武器庫と同じロジックですが、生成した回数でスケーリングしてくれるカードです。
爆撃
爆撃も状況が揃えば良いダメージソースになります。一番相性のいいカードとして「専制」があります。このカードは天賦が付くので、安定して爆撃を廃棄することが出来ます。1枚専制があればある程度安定して爆撃を廃棄できるようになるので、爆撃を複数枚デッキにいれることも出来ます。
レリック「バエルの眼」や「あったか手袋」で狙って廃棄することも出来ます。あったか手袋を使う場合は、デッキトップに戻すカードと組み合わせる必要があります。
レリック「オルゴール」を持っていると異次元になり、一回使った爆撃がターンごとに増えていくので、あとは耐えているだけで勝てます。これは、使った爆撃がエセリアルで複製されて廃棄される、そして廃棄された2枚の爆撃が同じことを繰り返すというロジックです。
ちなみに、爆撃はカウント系レリックを妨害しません。「ダイアのティアラ」などのカウントは、前のターンのものとして扱われるので、「爆撃 + カード使用 + カード使用」という感じで3枚使ったとしてもティアラは発動します。実際には、「ティアラ発動 > 敵の攻撃(半減される) > 爆撃発動 > ティアラカウントリセット > 次のターン」というようなカウント方法になっています。
活力(ドリルや月光波)
ヘブンリードリルも主軸になりうるカードです。最低限強く使うにはエナジーが4以上必要になります。エナジーカードやレリックの効果が活かしやすいです。レリックの「ケミカルX」があるとより強くなります。活力を盛るカードである「テラフォーミング」と組み合わせる事もできます。
活力は、「月光波」や「天の力」などの連打系アタックカードとの相性もよく、このカードが止めの一撃として使えるケースもあります。筋力との相性もいいので、組み合わせるとより強いです。
ミニオン + ミニオンレリック
ウィトルウィウス的ミニオンを持っていると、ミニオンカードの打点が倍になります。メインのダメージソースとしては若干足りないかもしれませんが、アップグレード済みの「ミニオンの特攻+」が0コスト32点になります。結構強いです。
ブロック手段
- 星の子
- 創造の柱
- 粒子障壁
- 君主の極み
ACT3のボス戦の50とかのダメージを受けようとすると上記のようなブロック手段が必要になります。HPさえあれば、完全ブロックせずともHPを使いゴリ押しすることも可能なので必ずしも完全ブロック出来なくても大丈夫です。基本的に、上記のカード1点に頼るのであればアップグレードは必要です。それぞれ組み合わせることも出来ます。
スターを使う構成であれば、星の子が有効です。星の子が発動していれば、アタックやパワーなどの消費スターがブロックに変換されるようになります。何かしらの効果でスターを踏み倒した場合は、スター消費0なので星の子は発動しません。なので、敢えてスターを消費してブロックを盛るようなプレイングも時には必要です。
創造の柱も優秀なブロックパワーで、生成1枚で4ブロック稼げます。これは、レリックによるカード生成も含まれていて、レリック次第でさらに強くなりうるパワーです。先程の触れましたが、状態異常生成でもブロックを稼げるので、「不時着」でデブリを生成しまくって攻撃を受けるなんてことも出来ます。
粒子障壁も優秀なブロックカードです。スターを消費するので星の子と組み合わせるとより盤石になります。ただスター消費が2と若干重いので、スターの供給手段は必要です。
このカードは、保留を付与することで基本的にずっと手札に残り続けるので、「水浸しの写字室」やショップレリック「王家の刻印」と相性がいいです。この状態になれば、スターさえあればブロックはこのカード1枚で事足ります。ドアメーカーの「廃棄」だけ注意が必要です。
連打攻撃限定ですが、「君主の極み」もブロック手段というか敵の攻撃無力化手段として優秀です。連打によって1枚で複数回筋力を下げることも出来るので、活力系のアタックカードとの相性もいいです。「実験体」や「クイーン」などは強力な連打攻撃をしてくるので、それを無効化もしくは大幅弱体化できるのは「君主の極み」の強みです。
エナジーとドロー
優秀なドローとエナジーカードとして「オービット」と「ペイル・ブルー・ドット」があります。どちらもアップグレードによって使いやすくなるのでアップグレード優先度は高めです。ペイル・ブルー・ドットは、発動の条件を満たせるかでアップグレードは後回しにすることもあります。エナジーがあるとペイル・ブルー・ドットが発動しやすくなるので両者のカードの相性はいいです。
オービットは、カウントがターンを超えて引き継がれるので、カウントを1で止め、次のターンに持ち越す判断も必要になります。ペイル・ブルー・ドットは、ドアメーカーやヴァクーのエンシェントレリック「フィドル」のドロー禁止を無視できるのでACT3を見据えても活躍が期待できます。これは、「ターン開始時」のドローで「ターン中」のドローとは別物だからです。
その他に使いやすいドローカードは、「戦利品」と「導きの星」です。導きの星はスター消費という条件付きですが、戦利品は条件なしの1コスで2ドローです。鍛造がおまけで付いていますが、ドローに困る状況でしたら鍛造が関係のないデッキでも取れるカードです。
苦手な敵を理解する
リージェントは他のキャラクターと違った特徴があります。これは、固有ステータスのスターや鍛造が関係してきます。
全体攻撃が少ない
- アイアンクラッド:6枚
- サイレント:6枚
- ディフェクト:3枚
- ネクロバインダー:5枚
- リージェント:4枚
上記は、コモンとアンコモンの全体攻撃の枚数です。レアカードは含んでいません。
リージェントは、ディフェクトについで全体攻撃のカードが少ないです。4枚のうち1枚は輝きの奔流なので、使いやすい全体攻撃カードは少ないほうかなと思います。そのため、全体攻撃カードがカード報酬に並んだ時はなるべくピックするようにする必要があります。最低でも1枚あると戦況が大きく変わりやすいです。
特にソブリンブレードデッキは、集団戦が苦手で被弾が増えやすいです。特に、ACT3に登場する「騎士のギャング」は、すべてのカードにエセリアルを付与してくるので、ソブリンブレードを保留できず廃棄されてしまいます。
全体攻撃レリック
- クラッカー(戦闘開始時、全体9ダメージ)
- 絶叫のフラゴン(条件付き、全体20ダメージ)
- レターオープナー(条件付き、全体5ダメージ)
- 水銀の砂時計(毎ターン、全体3ダメージ)
リージェントは、全体攻撃が弱い傾向にあります。それを補うのが上記のレリックです。上記はすべて固定ダメージなので、階層を登るごとに価値は下がっていきます。しかし、「たかが数点」と軽視できないのがSlayTheSpire2の面白い点です。ACT2の「万足ムカデ」やACT1の「幻影蟲」が良い例ですが、「たかが数点」が被弾を数十点抑えてくれるようなケースは多いです。状況に応じて商人で購入するなど検討しましょう。
アタック以外のダメージ手段がない
リージェントは、アタック以外のダメージ手段ほとんどありません(ブラックホールの固定ダメージくらい)。アタック以外のダメージ手段とは、サイレントの「毒」、ネクロバインダーの「破滅」、ディフェクトの「オーブ」が該当します。そのため、アタックの攻撃が通りにくい敵で苦労します。
代表例が、ACT1地下水路の「蠢く群生体」で、鍛造で鍛えたソブリンブレードや、王様キック、ノックアウトのダメージが通りにくいです。これは地下水路に共通した認識ですが、地下水路ではちゃんと防御寄りのデッキを組まないと被弾が増えます。
強みを理解する
リージェントは、他キャラクターと比べて、ランダム生成のカードを強く使える特徴があります。
スピリットグラフターで手に入る「羽化」や、発明の時間で手に入る「マッドサイエンス(混沌)」がその代表例で、他のキャラクターよりも効果がお得です。これは、生成されたカードがスターを消費するカードだった場合、スターの消費が不要だからです。羽化もマッドサイエンス(混沌)はどちらも生成されたカードのコストが無料です。このコストにスターも含まれるからですね。
また、これらのカードは生成シナジーもあり、カードを生成したタイミングで発動する「武器庫」や「創造の柱」との組み合わせも強いです。